陸路でアメリカ縦横断ひとり旅 ~きっかけ編~
2018年秋、3週間をかけて陸路でしたアメリカ縦横断ひとり旅の忘備録です。
~きっかけ~
『わたしに会うまでの1600キロ』(Wild)という映画を見てPCT(Pacific Crest Trail)を知ったことが(ちょっと間接的だけれども)きっかけ。
この映画の主人公が、PCTというアメリカを縦断する道を一人で歩いている光景が忘れられなくて。アメリカの壮大で美しい自然。日本の山とは少し違うアルプスのような山に湖、湿地、砂漠。日本では見ることのできないような大自然に惹かれました。
パシフィック・クレスト・トレイル(Pacific Crest Trail、略称PCT)は、アメリカ合衆国の長距離自然歩道。アメリカ=メキシコ国境からアメリカ=カナダ国境まで、アメリカ西海岸を南北に縦走する。その総延長は4000キロメートル以上に達する。
もともと自然が好き + 歩くことも好き + 『旅』への憧れ
→ アメリカの大自然を感じながら縦断できるPCTで旅をすることに魅力を感じたのでした。
PCTを歩いた日本人の方のブログを読み漁ったりしたものの、PCTはハードルが高く現実的ではないなあ、虫とかすごい苦手だし…と思っていたときになぜか見つけたアムトラック。
アムトラックとはアメリカ全土を走る列車で、NY⇔ボストン等の短距離新幹線のようなものから、2泊3日の長距離旅客列車もあります。
その中でも人気なのが、カリフォルニアゼファー号という大陸横断鉄道!
大陸横断鉄道という名前にまずわくわくがとまらなくなりますよね!
このカリフォルニアゼファー号の魅力は、車窓からの景色が素晴らしいこと。
見どころは、コロラド川沿いを走り、ロッキー山脈を越えるところ。
時間をかけて陸路でアメリカを横断することで、
アメリカ大陸の大きさを陸路でかみしめ、
これは乗らないわけにはいかない!と思いました。
飛行機だと4.5時間で移動できる距離を
列車で50時間以上かけて移動するこのアムトラック。
旅行をするための移動の手段である飛行機に対し、
このアムトラックに乗ることは、『旅』という感じで、
移動こそが目的、移動することも目的というか。
昔から『旅』というものにあこがれていたので、
そんな旅をしてみたかったのです。
なんだかうまく言葉することができなかったのですが、
とにかく、
当時アメリカに滞在していた私は、
帰国するときはアムトラックでアメリカを横断しようと決めたのでした。
ちょっと文脈がごちゃごちゃしてしまったので、
時間をおいて文章を整理するかもしれません。
次は計画編を書きます!